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   さすらいのデイーン vol. 1

 

 

 

 ヒュ〜、北風が 紙屑を 舞上げている。

 

 「 きつい、風だぜ・・・ 」

 

DEANは、その店の Door を開けた。

 

店の中では オンナ主人が ふたりの客を

相手に 笑いこけていた。

 

< いつも笑顔のまぶしいオンナだ・・・ > 

 

そう思いDEANは、さすらいの長い旅に疲れた体を、

南の ひかりの 差し込むソファに 落ちつけた。

 

「 また来たよ。Coffeeと Hot Dogをください 」

 

そうDEANは言った。

 

「 会いたかったのよ・・・ 」

 

オンナ主人の手がテーブルの上のDEANの手に重なる。

 

< 今度の危険な長旅が終わったら、

 またこの店に来よう・・・。彼女に会うために・・・。

 命が あればの 話だけど・・・ >

 

 DEANは、胸に忍ばせた拳銃を確かめると、

目を細め、オンナの澄んだ瞳を見つめて、わずかに微笑んだ。  

              

 

 

       END

 

 

(解説) DEANとは、あのシネマの永遠の青春の

     アイドル・・

     JAMES DEAN・・のイメージなのですが。