ひとり言 海月みき
朝、なんとなく自力で目がさめた。あまり無い事なので 「え??今何時??」と慌てる。携帯の時刻を確認したら朝の4時。
そしてさっきまで見ていた夢が思い出された。 「気持ちの悪い夢・・・。もうちょっと寝ないと」
しばらくたったかな・・・ 「え?この明るさは??まさか!」 携帯の時刻を確認したら7時30分!間に合うか??!
慌てればそれだけ損をするようにできているのか・・・ 髪型は決まるはずも無いし、憂鬱な気分で電車に乗り込む事になる。
かなりの勢いでなんとかホームにたどり着いたけれど、 人が溢れていていつもの場所にいけない。 仕方が無い。
発車のベルとともに押し流され、身体は回転していく。 満員電車のドアにバックのひもが挟まれた! しかし電車は動き出した。
「あー、ヤバイ!」引っぱても引っぱても取れないし、身動きが制限されて 尚、引っぱれない!
降りる駅が近づいてきたのに・・・。開くドアは・・・反対側・・・。 「最悪・・・!」
完全に遅刻だ・・・肩の力が抜けた。 もう、電車まかせだ。こちらのドアが開く駅まで付き合うしかないな。
悪い運はついてまわる・・・この電車は急行だ。 「随分先まで降りられないなぁ、会社になんて連絡しよう・・・ 電車のドアにひもが挟まれて、動けませんでした。・・・ って言うしかないのかな」
―――皆思い当たる?なんとなく繰り返される悪循環に気がついている? こんな日って誰にもあるでしょ。目覚めた時からついてくる運の悪さ。 自分なりにどう捉えるかでその日は決まると思うんだ。
そして・・・これを人生にまで例えると、解りやすい。 「あー、自分の人生はなんてついていないんだろう。」なんてね。
更に人と比べたりするようになったら、悪魔のささやきの思うつぼ。 駄目、駄目!悪循環は自分自身の鏡だよ。
さあ、さあ、まず曇った鏡を良く見えるように拭きましょ! そして、後ろに写っているもの、手前にあるもの、それから・・・ 自分の顔の一つ一つをよく観察していきましょうね。 それも毎日ね。
きっと、ゆっくりとゆっくりと悪魔が退いていくはず。―――
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