トップ ページ にもどる

 

    花羽根(はなばね)    海月みき

 

 

桜の花が風で散った     まるで桃色の雪  

川面に敷き詰められた  桃色の絨毯が完成され

 

水が流れた  鳥が乗った瞬間  桃色の舟は揺れる

流れ流れゆく

 

大小に散り  桃玉の絵がポツン ポツン・・・

 

桜がまた風に舞う  合間を自転車で・・・

手を伸ばしたら      花びらが掴めるかなと思って  

 

指の間を抜けてった  頬を桃色に染めて笑ったように過ぎた

私も笑った  心の奥から湧き出る笑みに  

 

咲く姿も散る姿も  美しい・・・  

美し過ぎる貴方を  ずっと眺めた

 

いつまでもこのままで

花びらを香れる幸が    この時が続くように・・・