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  歩んできた道   てるり

 

年を重ねる事に

歩んできた道は長くなり

語り尽せないほどの出来事に合う

子供の頃の自分

大きくなった自分

働いていた頃の自分

親になったときの自分

親をなくしたときの自分

そんな移り変わりを

ゆっくりと人は溜め込んで

歩んできた道を振り返りながらも

前に進み

なにかに邪魔されながらも

生きようと

歩こうとする

前を見つめていける力は

昔から溜め込んできた道の上にあった

幸福が支えになっているのかもしれない

誰もが老いていく道の上に立っているのだ