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   歌が声を奪う時     てるり

 

君が作った歌は

それに合う者の

声を音を意味を生かし響かせ

それに合わない者の言う言葉を

それがどんなに素晴らしくとも

生かさない

 

君が作った曲は

それに合う音符の数で構成され

それに合う歌を生かし

曲だけで歩き続ける

自分の持つ音符で

心ごと振り向いてくれるような

耳の持ち主を求めて